繊維ロープ
繊維ロープは素材と形態の組み合わせで、陸上用、船舶用、漁業用等の産業用からスポーツ・遊具まで様々な用途に使用できます。
一般的に単にロープというときは、多くの場合この3ツ打ロープを指します。
3本のストランドが一定方向に撚り合わされて、一本のロープを形成しています。
合成繊維ロープは、種類によってそれぞれ異なった特性をもっておりますので、その特性を生かしたロープの選択、使い方が必要です。
【種類】
●合成繊維ロープ
クレモナロープ・・・クラレ製クレモナを使用したロープ。耐侯性や耐磨耗性に優れ、取扱性に優れたロープ。
主な用途:親綱・命綱・荷綱など
ナイロンロープ・・・強度が高く、伸び易い。伸びが負荷を吸収するので、衝撃にもよく耐える。
主な用途:安全ネット・レンジャーロープなど
ポリプロピレンロープ(PPロープ)・・・合成繊維ロープの中で最も軽いロープ。
安価で軽量・強度に優れるが、紫外線にやや弱い。漁網や荷造り用に多用されている。
●天然繊維ロープ
マニラロープ(麻ロープ)・・・強度と耐食性に優れるが、生産量が少ない。
運動会の綱引きや、クライミングロープ、装飾 など
木綿ロープ・・・柔らかく作業性がよく安価でもあるが、腐食しやすく耐久性は低い。
(株)テザック資料提供による